楠葉台場跡現地説明会@

資料を中心の説明

場所は楠葉中の芝、楠葉の東端、橋本に隣接する田畑です。
京街街道としてよく走っているところです。
説明会は10時から11時からとあります。午後もあります。
説明会の開催は新聞の記事で知りました。
交通の便もよく(発掘にしては)、天気もいいのでかなりの人が集まるでしょう。



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現地に来ました。
早くも人が集まっているな!
と思ったら、
こちらは旧車両の特急が
最終走行をするそうで
その写真を撮りに来ている
電車マニアでした。
現地説明会の会場です。
いくつかの張り紙がありました。
とりあえず写真。
間もなく、説明開始です。
かなりたくさんの人が
集まってきました。
藤井尚夫さんが描いた
楠葉台場の絵です。
正面の山が天王山。
その手前が淀川。
右の山は石清水八幡宮。
人の歩いているところが京街道。
左の川に人が集まっているところが
楠葉の渡し。
対岸は高山(???)の台場。
燃えているのは対岸から攻撃されて
炎上している様子。
「河州交野郡楠葉付関門絵図』
に描かれている設計図。
黄色が土塁、壁。
赤が京街道。
街道が台場を通るようになっており、
関所にもなっていました。
砲台は3。
見張りの台が右下の1。
右上は火薬庫。
設計図を元に
現在の地図に重ねた絵です。
現在の地割とよく一致しています。
そしてこれが
今回の発掘調査場所です。
トレンチのいくつかは
すでに埋められています。
写真での解説でした。

トレンチ11、台場東側。
線の右が堀、
左奥が土塁、手前が通路。
トレンチ9、東南の砲台スロープ。
2つのトレンチがあります。
線の手前が砲台のスロープです。
線の奥が付け替えられた京街道。

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