中山道G

今須宿〜垂井の一里塚

天気は快晴です。昼近くになってかなり暑くなりました。
牛若丸、応仁の乱、関ヶ原の合戦と歴史豊かな地です。
関ヶ原は古戦場をたずねて走るだけでも半日はつぶれます。

今須宿→今須の一里塚→常盤御前の墓→不破の関→関ヶ原宿→垂井の一里塚



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11:20。 今須宿です。
問屋場(といやば)です。
人や馬の継ぎ立てを行います。
おしゃれですね、
瓦のデザインが『永楽通宝』
今須宿、本陣跡・脇本陣跡
今須小学校になっています。
江戸から59番目の宿です。
11:30。
今須の一里塚。 江戸まで122里
レンガつくりのトンネル。
明治時代のトンネルでしょう。
街道はトンネルの上を越えます。
常盤御前の墓
牛若丸(源義経)の母親
牛若を訪ねてきて、
この付近で山賊に殺されました。
鶯の滝
今須峠を上り下りする旅人の
心を癒す格好の場所でした。
滝の落差5m。
矢尻の池(井)
壬申の乱(672年)のとき
大友皇子軍の兵士が矢尻で掘った、
といわれています。
藤古川(右の草の中)
壬申の乱の時、
 両軍がこの川を挟んで開戦。
関が原の合戦の時、
 大谷吉継が右岸に布陣。
この辺りは、
 軍事上の要害の地でした。
不破関(ふわのせき)跡
壬申の乱の後、設けられた、
三関(さんげん)のひとつ。
東山道の美濃不破関、
東海道の伊勢鈴鹿関、
北陸道の越前愛発関(あらちのせき)
西の首塚
関が原の合戦の際の首塚
「西」は西軍の意味ではなく
地理的に「西」にある意。
12:15。
この辺りが関ヶ原宿の中心。
江戸から58番目の宿。
13:00。
少し行くと、
街道沿いに松並木。
六部地蔵
行脚中の行者がこの地で亡くなり、
里人が祠を建てて祀った。
歯痛など痛みのひどい病気を
なおしてくれるそうです。
功名が辻の山内一豊の陣地
関ヶ原の戦いの時
家康の背後の敵に備えました。
13:20。 垂井の一里塚。
国の史跡に指定されています。
江戸まで112里。 塚の上には
浅野幸長陣跡の碑があります。
塚の隣には「日守の茶所」
弘法大師の札所でもあります。

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