紀州街道@

八軒家浜〜大和川

集合は9:00。100マイルにしては遅めの集合。
今回は、距離の割には時間がたっぷりあるコース。
スタートは京からの淀川の船着場、八軒家浜。
紀州街道の起点は道路元標のある高麗橋、江戸時代起点であった日本橋。
いろいろな説がありますが、両方を通るコースを走ります。
紀州の殿様も通った街道。往時に思いを馳せながら走りましょう。

八軒家浜→八軒家跡→高麗橋→日本橋→今宮戎→
天下茶屋跡→住吉大社→御祓橋→霰松原→大和川



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京阪天満橋駅の北側は八軒家浜。
水上バスの船着場になっています。
9:05 集合は、駅の南側八軒家跡。
塩昆布屋さんになっています。
八軒家からすぐ西に渡辺津(窪津)
熊野街道の標識があります。
熊野街道はここから南へ
四天王寺へ向かいます。
すぐ南には紀州藩邸跡がありました。
紀州藩はここと和歌山城を往復して
いたのでしょう。
高麗橋東詰め。
道路元標跡で記念写真♪
現在の道路元標は
梅新の交差点にあります。
道頓堀に紀功碑。
安井(成安)道頓、安井道トは私財を
投じて、道頓堀の開削に着工しました
日本橋の碑もあります。
道頓堀の説明、紀州街道の説明も
書かれています。
10:05。
今宮戎。 『えべっさん』です。
今はすいていますが、
正月 十日戎のころは
すごい人出になります。
環状線新今宮を過ぎると、物価が
変わります。ジュースは50円!
宿泊は800円!
天神ノ森(紹鴎森) 天満宮。
その向かいに天下茶屋跡があります
天神ノ森の前には紀州街道の道標。
高麗橋から七.一キロメートル。
10:45
天下茶屋跡は道から少し入った
ところにあります。
豊臣秀吉が堺や住吉への途中、
立ち寄り、茶の湯を楽しんたところ。
殿下の茶屋・・・天下の茶屋・・・
天下茶屋となったそうです。
コースに戻り、少し行くと、
帝塚山の道標
少し行ってみましたが、
山頂は判らず・・・
ネットで調べてみると、
もっと先にあったようです。
でも古墳なので立ち入り禁止!
11:15
住吉大社。太鼓橋。
でも、工事中で昇れません。
橋の手前に、舟のモニュメント。
住吉大社は外交・航海の神様で、
遣唐使、遣隋使の守護神です。
モニュメントの下には、
往時の地図が刻まれています。
住吉大社を出たところに、
紀州街道の解説がありました。
住吉大社の夏祭り、堺の御旅所、
などの説明が書かれています。
御祓橋。
橋には、紀州街道の解説の陶板。
紀州街道は住吉街道とも呼ばれます
橋の名前は、住吉大社の大祭り
(御祓い)に由来するとか。
こちらにも紀州街道の解説
このあたりにあった茶店難波屋の
前栽の松は傘のように枝を
広げていたので笠松と
呼ばれるようになったとか
霰(あられ)松原
かつては海岸でした。
万葉集「霰打つ あられ松原 住吉の
 弟日娘と 見れど飽かぬかも」
新しい道標でもあるとうれしいですね。
大阪市の道標 「紀州街道」
高麗橋から10.5km
大和川を大和橋で渡ります。 川にトラックが流されているのではありません。
川砂を運び出すキャタピラ付のトラックです。

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